| パ ン ガ ー 湾 |
パンガー湾は、映画「007／黄金銃を持つ男」の舞台として有名です。
場所はプーケットから車でマレー半島に入ってから船に乗るのが一般的のようです。
パンガー湾ツアーには、パンガー湾のみ、パンガー湾＋シーカヌー、
パンガー湾＋トレッキングなどがあるようです。
２００２年９月にはじめてパンガー湾＋シーカヌーのコースに参加しました。
今回のガイドはケイさん。英語のみでした。
ホテルを８時に出発して、車に乗ること１時間あまりでパンガー湾につきます。
プーケットとパンガーは１つの橋で繋がっていました。
まず最初に訪れたのが、スワンクーハ寺院です。石窟寺院といっていいのでしょうね？
左の入り口を入ると、広い空間があり仏像がたくさん並んでいました。
大きな涅槃仏が横たわっていました。英語通訳だったので確信がありませんが約５０年前に作られたとか。
石窟の中にはお坊さんがおられて、目の前で手を合わせると拝んでくれました。
箒のようなもので水をかけられ、左手にピンクの毛糸を巻きつけてもらいました。
このピンクの毛糸は、自然に切れるまでははずしてはいけないそうで、日本に帰ってきて困っています（笑）
石窟の入り口には野生のサルがたくさんいました。なかには子供を抱いた母ザルもいました。
えさ用にバナナなどを売っていて、完全に餌付けされていました。
いよいよシーカヌーに乗るスポットへ向けてロングテールボートで出発です。
僕たちのボートにはあと１組２人の計４人で、ゆったりとできました。
ボートでパンガー湾を進んでいくと、マングローブの森や大小さまざまな島を見ることが出来ました。
海の色がグリーンなのには驚きました。
湾は大きいのですが、パンガーとプーケットに囲まれているせいか、波は穏やかでした。
ロングテールボートから大型のボートに乗り移り、ライフジャケットを着けます。
そして近寄ってくるシーカヌーに２人ずつ順番に乗り移ります。
ほとんど隙間のない岩の下を通るのですが、
カヌーに寝そべっていても鼻のすぐ上に岩があってスリル満点です。
岩の下を潜り抜けると、岩に囲まれたちょっと広いところに出ます。
これは岩の下を潜っているときに、真上を写してみたところです。
岩の下は光が差さず、まったく何も見えませんでしたので、画像を見て納得しました。
島の中にぽっかり空いた空間です。岩がかなりの高さまで聳え立っていました。
右の写真はそのとき見つけた魚で、海面をぴょんぴょん飛んで行きました。
魚の名前を聞いたのですが、カヌーのお兄さんもガイドさんもフィッシュというのみでした。
カヌーの船頭さんです。言葉が通じず何も観光案内はなかったですが、
他の船頭さんが入って行かなかったところまで連れて行ってくれました。
００７で有名な岩です。実際に見てみると、とても小さかったです。
見ている島には右の写真のような断層が斜めに裂けたところもありました。
完全にこの島は観光化していて、小さな島におみやげ物やさんがたくさんありました。
このあたりはゴムの生産もしているようですが、ゴムの値段が安くて大変だといっていました。
１Ｋｇのゴムを作って２０バーツにしかならないそうです。
見難いですが、木から白い樹液が出ていますが、これがゴムの原料です。
ここはシージプシーの島です。約２００年前にマレーシアから移り住んでいるそうです。
タイでは珍しくイスラム教を信仰しているそうで、モスクもありました。
海ではイルカが泳いでいるところを見ることが出来ました。ラッキー！
シージプシーの島の中です。お土産やさんが所狭しといろんなものを売っていました。
また、海に面したところには水上レストランがたくさん並んでいました。
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